証拠金の概要
クロスマージン
無期限契約と先物契約の必要証拠金と維持証拠金
必要証拠金(IM)
買い注文の必要証拠金要件:[契約サイズ*(買い/ロング指値注文価格か最良売気配値のいずれか低い価格)] /レバレッジ。なお、注文時にシステムは、往復取引手数料0.055% (参入注文手数料+決済注文手数料)を徴収します。実際の取引手数料は、注文種別と約定価格に基づいて計算されます。
売り注文の必要証拠金要件:[契約サイズ*(売り/ショート指値注文価格か最良買気配値のいずれか高い価格)] /レバレッジ。なお、注文時にシステムは、往復取引手数料0.055% (参入注文手数料+決済注文手数料)を徴収します。実際の取引手数料は、注文種別と約定価格に基づいて計算されます。
決済注文には必要証拠金は不要です。
トレーダーが買いと売りのポジション/注文を同時に保有している場合、システムは[買い注文必要証拠金(X)、売り注文必要証拠金(Y)]のいずれか大きい方を口座の必要証拠金としてみなします。 例;X = 200、Y = 150であれば、口座の必要証拠金は200になります。トレーダーが注文コストが50未満の売り注文を追加する場合、追加の証拠金は不要です。一方、コストが70の売り注文を追加する場合、Y = 220となり、この売り注文を提出するには更に20(220-200)の証拠金が必要になります。
維持証拠金(MM)
維持証拠金 (MM)は、 ポジションの維持証拠金率(MMR)より計算されます。段階別証拠金レベルが上がると維持証拠金率(MMR)も増加します。
すべてのポジションについて、必要な維持証拠金は、MMR *契約価額(参入価格で計算されたポジション価額)です。ポジションを決済するための取引手数料も、維持証拠金に含まれます。これは、ポジションを保持し続けるために必要な最小証拠金です。 つまり、ポジションに差し出した証拠金が維持証拠金を割り込むとポジションは強制決済(清算)されます。
段階別証拠金
計算式
新しい維持証拠金(MM)%= MM%基本値+(増加段階数* MM%増分値) 新しい必要証拠金(IM)%= IM%基本値+(増加段階数* IM%増分値) 新しい維持証拠金価額=新しいMM%*合計ポジション価額
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オプションの証拠金
オプションの取引を行うとき、最も損失が生じる恐れがあるのは、オプションプレミアムと手数料です。そのため、オプションのロングポジションの場合、必要証拠金にはオプションプレミアムと手数料を利用できます。 しかし、ショートポジションの場合、オプションプレミアムやオプションがどの程度アウト・オブ・ザ・マネー(OTM)の状態になっているかなどの要因により、必要証拠金が影響を受けます。アウト・オブ・ザ・マネー(OTM)とは、原資産価格とオプションの行使価格の差額を表し、買い手が権利行使した場合には損失が出る状態のことです。
そのため、オプションのショートポジションの場合は維持証拠金が必要ですが、ロングポジションの場合は不要です。
証拠金の詳細については、こちらをご参照ください。こちらをクリックしてください。
分離マージン
無期限契約と先物契約の必要証拠金と維持証拠金
必要証拠金(IM)
買い注文の必要証拠金要件:[契約サイズ*(買い/ロング指値注文価格か最良売気配値のいずれか低い価格)] /レバレッジ。なお、注文時にシステムは、往復取引手数料0.055% (参入注文手数料+決済注文手数料)を徴収します。実際の取引手数料は、注文種別と約定価格に基づいて計算されます。
売り注文の必要証拠金要件:[契約サイズ*(売り/ショート指値注文価格か最良買気配値のいずれか高い価格)] /レバレッジ。なお、注文時にシステムは、往復取引手数料0.055% (参入注文手数料+決済注文手数料)を徴収します。実際の取引手数料は、注文種別と約定価格に基づいて計算されます。
決済注文には必要証拠金は不要です。
トレーダーが買いと売りのポジション/注文を同時に保有している場合、システムは[買い注文必要証拠金(X)、売り注文必要証拠金(Y)]のいずれか大きい方を口座の必要証拠金としてみなします。 例;X = 200、Y = 150であれば、口座の必要証拠金は200になります。トレーダーが注文コストが50未満の売り注文を追加する場合、追加の証拠金は不要です。一方、コストが70の売り注文を追加する場合、Y = 220となり、この売り注文を提出するには更に20(220-200)の証拠金が必要になります。
維持証拠金(MM)
維持証拠金 (MM)は、 ポジションの維持証拠金率(MMR)より計算されます。段階別証拠金レベルが上がると維持証拠金率(MMR)も増加します。
すべてのポジションについて、必要な維持証拠金は、MMR *契約価額(参入価格で計算されたポジション価額)です。ポジションを決済するための取引手数料も、維持証拠金に含まれます。これは、ポジションを保持し続けるために必要な最小証拠金です。 つまり、ポジションに差し出した証拠金が維持証拠金を割り込むとポジションは強制決済(清算)されます。
段階別証拠金
計算式
新しい維持証拠金(MM)%= MM%基本値+(増加段階数* MM%増分値) 新しい必要証拠金(IM)%= IM%基本値+(増加段階数* IM%増分値) 新しい維持証拠金価額=新しいMM%*合計ポジション価額
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ポートフォリオマージン
ポートフォリオマージンは、ストレステスト(原資産のマーク価格と推定変動率を使用)を通じて投資ポートフォリオの全体的なリスクを計算するリスクベースの証拠金制度です。ストレステストの基準の下で、デリバティブ投資ポートフォリオにリスクヘッジの関係がある場合、証拠金の一部を互いに相殺することができます。相殺可能な具体的な額はストレステストの結果によって異なります。
各契約のポートフォリオマージンの詳細については、以下をご覧ください。こちらをクリックしてください。
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